関係副詞というのは、関係代名詞とよく似ているものです。その認識は確実に持っておきたいです。関係代名詞の知識をあらかじめ持っていると分かりやすいと思うので、それらの記事を貼っておきます。また、関係副詞で大切なのは、関係代名詞と前置詞の関係性です。そちらも良ければ見てください。
関係代名詞の使い方⇨https://kitakubustady.com/archives/332
関係代名詞の読み方⇨https://kitakubustady.com/archives/367
前置詞+関係代名詞⇨https://kitakubustady.com/archives/410
関係副詞whereで覚えることは2つだけ!!
関係副詞whereにおいて覚えることは2つだけです。
①関係副詞=前置詞+関係代名詞
②whereが使えるのは先行詞が「場所」の時だけ
基本はこれだけで大丈夫です。例文で見てみましょう。
This is the house in which I live.
↓ ↑ (訳:これは私が住んでいる家です。)
This is the house where I live.
関係副詞というのは、「前置詞の意味を含む関係代名詞」のようなものということです。
前置詞の意味に少し注意しながら、関係代名詞と変わらずに訳していけば問題ありません。
関係副詞whereで注意しておくことも2つ!!
関係副詞whereは覚えておくことも2つですが、注意すべきことも2つあります。
①where=全ての前置詞+whichではない
②例外として先行詞が「場所」ではない時がある
①からいきましょう。前置詞は「in、on、at、to」のみです。
where=in which
on which
at which
to which
これ以外の前置詞+関係代名詞はwhereに置き換えることができません。特に、先行詞が場所になった時に前置詞from+whichをwhereに置き換えてしまうということがあります。
次は②です。先行詞が「場所」ではなくても、「状況、立場など」でも関係副詞whereが使えます。
例としては、point(点)、case(場合)、situation(状況)、position(立場)などがあります。例文もみてみましょう。
This is the point where(=on which) he is very good.
(これは彼がとても優れている点だ。(=この点で彼はとても優れている。))
覚えることも注意すべきことも2つの関係副詞whereでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。