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不定詞

不定詞③形容詞的用法「〜するための」

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to不定詞の用法のひとつ、形容詞的用法について書いていきます。基本は「名詞+to不定詞」の形をとって、「〜のための(名詞)」という意味をもちます。(あまり意味通りに訳すことはありませんが。。)細かく分ける必要はあまりないかと思いますが、名詞とto不定詞が主語と動詞の関係、動詞と目的語の関係、主語と補語の関係になっているものという風に3つあります。分けて書いていきますが、あくまで「〜のための」という意味があると考えておけばOKです。

to不定詞の形容詞的用法①主語関係

I have two friends to help me.

(訳)私には助けてくれる2人の友達がいます。

まずは、構造的な意味を確認していきます。to不定詞が「two friends」という名詞の後ろにあります。ここではto不定詞が名詞を修飾しています。直訳すると、「『私を助けるための』『2人の友達』」となります。これでは不自然なので、「助けてくれる2人の友達」という風になります。

次に見出しの主語関係についてです。

Two friend help me. (2人の友達が私を助けてくれる。)

名詞とto不定詞は、上の文を作ることができるように、名詞が主語の役割をし、to不定詞が動詞の役割になっています。

to不定詞の形容詞的用法②目的語関係

I want something to drink.

(訳)私は何か飲むものが欲しい。

直訳すると、「飲むための何か」となります。構造的なところは主語関係についてのところで読んでもらえれば大丈夫かと思います。

目的語関係についてです。

(主語)drink something. ((主語は)何かを飲む)

上の文が作れるように、名詞とto不定詞によって名詞が目的語となり、不定詞が動詞となります。

to不定詞の形容詞的用法③補語関係

The rumor seems to be true.

(訳)その噂は本当のようだ。

seem to ~ やappear to ~は「〜のようだ」と訳しますが、このto不定詞は実は形容詞的用法なのです。あまり意識する必要はないと思っています。「へぇ〜そうなんだ」くらいで良いです。ちゃんと「〜のようだ」と訳せれば問題なしです。

一応補語関係について書いておきます。

The rumor is true.(その噂は本当だ。)

このようになるので、to不定詞が補語の役割を担っています。

まずは①②の文章が正しく訳せさえすればOKです。「〜するための」を意識して自然な訳を作ってみてください。

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