関係副詞when 覚えることは2つだけ!!
関係副詞whenについては覚えるべきことが2つあります。
①関係副詞=前置詞+関係代名詞
②whenが使えるのは先行詞が「時」を表す名詞の時だけ
これだけです。ただし、先行詞が「時」を表す名詞になる例文は見かけにくいと思います。(「場所」はよくあるので関係副詞whereはまだ理解しやすいです。)なので、まずは2つの文を関係代名詞を使って繋げてみましょう。その次に前置詞+関係代名詞を関係副詞whenに置き換えます。
前置詞+関係代名詞を関係副詞に置き換えてみよう!!
「その日はとても寒かった。私はその日家にいた。」
①The day was very cold. I stayed at home on the day.
2文の中にある同じ語〈the day〉が先行詞となる。2文目のthe dayは消し、関係代名詞whichを1文目のThe dayの後ろに置き、繋げます。
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②The day which I stayed at home on was very cold.
関係代名詞節は〈I stayed at home on〉ですが、節の最後が前置詞onになっています。このonは関係代名詞whichの前にもってくることができます。
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③The day on which I stayed at home was very cold.
これで〈on which〉で前置詞+関係代名詞の形ができています。また、先行詞が「時」を表す語になっています。これで条件を満たしているので、関係副詞whenに置き換えることができます。
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④The day when I stayed at home was very cold.(完成!!)
関係副詞whenで気をつけるべきことは?
関係副詞when=前置詞+関係代名詞whichなんだということはわかってもらえているかと思います。しかし、この前置詞はすべての前置詞ということではありません。「on、in、at」だけです。
when=on which、in which、at which
この3つの前置詞の場合でしか関係副詞whenを使うことはできません。
例えば、from whichはwhenに置き換えられないということです。
まとめ
関係副詞というものは、「前置詞の意味を含む関係代名詞」のようなものです。
訳す時には関係代名詞と同様にwhen自体は訳しません。一応前置詞の意味を意識しておくといいかもというくらいです。
関係代名詞、関係副詞に関する記事へのリンクを貼っておきます。そちらもどうぞ。
関係代名詞について⇨https://kitakubustady.com/archives/332
前置詞+関係代名詞⇨https://kitakubustady.com/archives/410
関係副詞where⇨https://kitakubustady.com/archives/446
最後まで読んでいただきありがとうございました。