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関係代名詞

関係副詞where、when、which〜先行詞が省略されていることがある?!〜

こんな文を見たことはありませんか?

That’s why he didn’t come here.
(そういうわけで彼はここに来なかった。)

関係副詞whyの先行詞はa(the) reasonのはずです。しかし、それがありません。関係副詞ではこのように先行詞が省略される場合があります。where、when、whyそれぞれの場合を解説していきます。

あれ?関係副詞ってなんだっけ、と思ったら、こちらの記事もそれぞれご覧下さい。

関係副詞where⇨https://kitakubustady.com/archives/446

関係副詞when⇨https://kitakubustady.com/archives/450

関係副詞why⇨https://kitakubustady.com/archives/454

whereの場合の省略

基本的に、関係副詞whereの場合には、先行詞が「the place」のときに省略が可能です。

This room is the place where students study silently.

This room is () where students study silently.
(この部屋は生徒たちが静かに勉強をする場所です。)

逆に言えば、whereの先行詞がない!と文を見て分かったら、「the place」の省略が起きているなと考えればOKです。なので、「〜する場所」や「〜するところ」などの言葉を補って訳してあげるといいと思います。

一応「the place」以外でも先行詞が省略される場合があります。(多くはないです。)このときは文脈から先行詞が明らかな場合が多いのかなと思います。先行詞が何なのか、考えながら読みましょう。

That’s where you’re wrong. (それがあなたの悪かった点です。)

↑ the pointが省略されています。

whenの場合の省略

関係副詞whenの場合には、先行詞が「the time」のときに省略が可能です。

I remember the time when I talked with you.

I remember () when I talked with you.
(私はあなたと話した時のことを覚えている。)

ただ、この場合はwhenを関係副詞としてではなく、疑問詞としてとらえることもできます。疑問詞としてとらえると、接続詞のようなはたらきがあります。意味は「いつ〜か」です。これで考えると、上の英文の訳は(私はいつあなたと話したか覚えている。)となります。

whyの場合の省略

関係副詞whyの場合には、先行詞が「the reason」限定と考えて良いのですが、この「the reason」が省略できます。

I don’t know the reason why he didn’t come here.

I don’t know () why he didn’t come here.
(私は彼がここに来なかった理由を知らない。)

whenの英文と同じく、この英文のwhyも疑問詞としてとらえることもできます。その場合は(私はなぜ彼がここに来なかったのか知らない。)となります。

いかがでしたか?良かったら他の記事も読んでみて下さい。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。




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