関係代名詞として、which、who、thatはよく見かけると思いますが、実はwhatも関係代名詞としての用法があります。
whichの先行詞なら「もの」、whoの先行詞なら「人」なのですが、whatには先行詞はありません。
関係代名詞whatは、先行詞を含んでいる関係代名詞です。
what=the thing which、that which
なのです。the thingが先行詞としてwhatには含まれているということです。
関係代名詞whatで覚えるべきことは?
関係代名詞whatで覚えるべきことは、その訳し方です。それさえ覚えておけば困ることはあまりないと思います。
関係代名詞whatの訳は、「〜もの」あるいは「〜こと」です。
例文で確認してみましょう。
I didn’t understand what you said.
(私は、あなたが言ったこと が理解できなかった。)
whatの前には先行詞はありませんよね。また、関係代名詞節の訳が「〜こと」となっています。
一応、細かいことをいうと、関係代名詞なので、一部が欠けている文となっています。確認してみましょう。2つの文をwhatを使って繋げてみます。
She told me the thing. The thing is true. (彼女はそのことを話してくれた。そのことは真実だ。)
↓〈繰り返している部分の片方だけを消し、残った方(先行詞)の後にwhichを置いて繋げる〉
The thing which she told () me is true. (⇦この時点で関係代名詞節の目的語が欠けている。)
↓〈the thing whichをwhatに置き換える〉
What she told me () is true.(彼女が私に話したことは真実だ。)
本当に細かいことなので覚えても覚えなくてもどちらでもいいです。
文が欠けるってどういうこと?と思ったら、こちらの記事からどうぞ!⇨https://kitakubustady.com/archives/332
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