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時制

時制⑥未来形 ~willやbe going toを使わなくても未来のことを言える編~

この記事で書きたいことはサブタイトルの通りです。ぱっと見意外に思ったり、そんなわけないだろと思ったりするかもしれませんが、実はできます。これを知っておくメリットとしては、英文を読むときにwillやbe going toがない時にも未来形で訳せることを知っていれば意味の通るように解釈できるということがあります。ただ、話の流れから未来のことを言っていることが分かる場合があるので、頭の片隅に置いておくくらいでいいかと思います。

進行形で表す未来

未来は未来でも、確定的な未来は進行形で表すことができます。進行形の記事にも書いてあるのでもしよかったらそちらもどうぞ。(())

〈例文〉

Hanako is moving next month. (訳)花子は来月に引っ越す。

「確定的な未来」に向かってその動作が進行しているので進行形が使えます。本人の意思とはあまり関係がなく、計画が確定的だったり、準備がすでに進んだりしている意が含まれています。

現在形で表す未来

・変わらない未来

 〈例文〉

  Tomorrow is Christmas. (訳)明日はクリスマスだ。

      明日がクリスマスなのはどうにも変えようがない事実なので、現在形で表すことができます。

・変わらないと確信している未来

 〈例文〉

  We go shopping next weekend. (訳)私たちは来週末ショッピングにいく。

    来週末はショッピングに行く予定が変わらないことを確信している場合はこのように現在形 で表すこともできます。

be about toで表す未来

be about toで、be going toよりも接近した未来を表すことができます。

〈例文〉

 The bus is about to come! Hurry up! (訳)もうすぐにバスがくる!急いで!

これは覚えておいて損しない表現です。文法問題でも出てくることもあります。

実は3つもwillやbe going toを使わなくても未来のことを言える表現があるのです。もちろん条件付きですが。その条件と、こういうこともあるんだとわかっておけば、万が一英文で遭遇しても問題ありません。

しかし、英作文で使うことはあまりおすすめできません。外部試験ならともかく、学校の先生が採点者の場合、「そんなのはできない」と言われる可能性があるからです。これは先生の知識が足りないというのもあるかもしれませんが(それはないと願いたい笑)、カリキュラム上willやbe going toを教えたい立場からすると、「ちゃんとwillやbe going toを使わないとだめだ」とか思っていそうですからね。

自分の中で知っておいて、読むときや文法問題で知識を使うくらいがちょうどよいのではと思います。




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