接続詞には等位接続詞と従位接続詞があって、butは等位接続詞にあたります。andについて書いた記事に詳しく書いているのでまずはそちらからどうぞ。https://kitakubustady.com/archives/196
簡単に言えば、等位接続詞は語と語、句と句、節と節を繋げる接続詞です。語と句、句と節が繋がることはないのでそこだけ注意しておきましょう。
対立させる等位接続詞①butの基本パターン
butは対立を表す接続詞です。「〜だが…」のように訳す場合が多いです。
He is sloth but genius.
(訳)彼は怠け者だが天才だ。
She came here, but he was in his home.
(訳)彼女はここに来たが、彼は家にいた。
気をつけたいのは英作文でbutを文頭に書いてはいけないということです。よくやってしまう間違いのひとつです。文頭で「しかし」と言いたいならば、howeverを使いましょう。
She came here. However, he was in his home.
対立させる等位接続詞②butを使った表現方法
その⑴ not A but B 「AでなくB」
He is not genius but diligence.
(訳)彼は天才ではなく勤勉だ。
その⑵ not only A but also B 「AだけでなくBも」
It was important not only to win the game but also to enjoy playing.
(訳)その試合に勝つことだけでなく楽しんでプレイすることが重要だ。
この2つの表現はよく出てきます。正しい訳と、AとBには同じ語と語、句と句、節と節がくることを覚えておきましょう。
接続詞について大事なことはandの記事に多くを書いています。なのでこの記事ではよくありそうな例文をあげて簡素に仕上げました。andの記事はやはり読んでもらいたいなと思っています。