時を表す接続詞として最も知られているのはwhenだと思いますが、他にもwhileやas、sinceなどがあります。また、whenもただ「〜するときに」と何も考えずに訳していいわけではありません。それぞれ解説していきたいと思います。
時を表す接続詞when「〜するときに」「…したら〜」
whenの訳し方は実は2パターンあります。「〜するときに」と「…したらその時〜」です。
「…したらその時〜」で訳すのはwhenが主節の後に「,(カンマ)」を伴っている場合です。
She came home when I was reading a book.
(訳)私が本を読んでいる時に彼女が帰宅した。
I entered the store, when it began to rain.
(訳)私が店に入ったらその時、雨が降り始めた。
時を表す名詞節when「いつ〜するか」
副詞節のwhenに隠れていますが、そこそこ出てくる用法です。
I don’t know when my mother will come home.
(訳)私はいつ母が帰ってくるか分からない。
時を表す副詞節while「〜間に」
特定の期間を表したいときはwhileを用いて「〜間に」と訳します。
I went to Kinkakuji Temple while I stayed in Kyokuto.
(訳)私は京都に滞在する間に金閣寺に行った。
時を表す副詞節as「〜するときに」「〜しながら」
whenやwhileと比べて同時性が強い時にはasを使います。訳は「〜するときに」や同時性を表すために「〜しながら」とします。ただ、明確に定めるというよりはその時に応じて訳せば問題ないかと思います。
He often does his homework as he listens to music.
(訳)彼はよく音楽を聞きながら宿題をしている。
時を表す副詞節since「〜して以来」
ある時からの継続などを表す時にsinceを使います。完了形とともに用いられることが多いです。
He has live in Yokohama since he come in Japan.
(訳)彼は日本に来て以来ずっと横浜に住んでいます。
時を表す副詞節で気をつけること
時を表す副詞は、条件を表す副詞節と同じく主節が未来形でも、副詞節の中は現在形にしなければいけないということです。
I am going to go to Ginkakuji-Temple when I visit Kyoto.
(訳)私は京都に訪れた時に銀閣寺に行くつもりだ。
時を表す接続詞は意外と多くあります。微妙な違いもあるのでひとつひとつ覚えていきましょう。また、時と条件を表す副詞節は節の中を現在形になるので要注意です。