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仮定法

仮定法過去の形を確認しよう!ポイントは「距離感」?

旺文社英検ネットドリル

そもそも仮定法とは?

実は仮定法自体は中学2年生で簡単に習っています。それは「if」です。「もし~なら」って訳すよと習ったと思います。これが実はすでに仮定法のはじまりで、高校生になったときに急に「仮定法」なんて言葉が出てくるから拒否反応が出てしまう場合もあるかもしれませんね。

実は知っていた仮定法

ではまずは親しみやすい「if」の使い方を簡単にみてみましょう。

If it is sunny tomorrow, I will go swimming.

(もし明日晴れたら、私は泳ぎに行きます。)

気を付けておきたいポイントとしては、「if節」の中が現在形になっている点です。「tomorrow」に引っ張られて、「If it will be sunny tomorrow, ~」としないように注意しましょう。

仮定法過去で大切なのは「実現可能性」=「0」

本題の仮定法過去にいきます。

まず、上のif(よく使う「もし~なら」の「if」)と仮定法過去の違いは、「実現可能性」です。上の仮定法現在の例文でいうと、「もし明日晴れたら」の可能性は当然ありますよね。

一方で、「もし空が飛べたら」の可能性はどうでしょう。現実的に考えてあり得ません。この、「実現可能性」が「0」のとき、仮定法過去を使います。

実際に例文でみてみましょう。

If I had money, I would buy that house.

(もしお金があれば、あの家を買うのに。)

家を買うお金が簡単に手に入るわけもないので、これを発言している人にとっての「現実可能性」は「0」となります。

仮定法過去の形を覚えよう

形としては、If (主語) (動詞の過去形)~, (主語) would (動詞の原形)~. となります。

もちろん逆でもOKです。(主語) would (動詞の原形)~, if (主語) (動詞の過去形)~.

の形と似ていますよね。

(普通のif)  If I   have   money, I   will      buy that house .

             ⇩ 過去形に     ⇩ 過去形に

(仮定法過去) If I   had   money,   I  would   buy that house.

       (訳:もしお金があれば、あの家が買えるのに。)

訳は、「もし~なら、~なのに。」です。

正直、形と訳だけでいい人はここまででも構いません。

なぜ仮定法”過去”なのか +学生時代の余談

ここからは、タイトルの「距離感」の話と、個人的に学生時代に仮定法をどう消化したかを紹介します。

英語の過去形のイメージは、現在と離れている、「距離がある」というものです。

ということは、仮定法過去にこれを当てはめてみて考えると、現実からはかけ離れている、「距離がある」ということになります。だから過去形を使いましょうということです。

次に、学生時代に自分がどう仮定法過去について考えていたかですが、時制をずらすことをイメージしていました。

普通のifでは、 「if節」は現在形

         ⇩        

仮定法過去では、「if節」は過去形

逆説的に仮定法現在のときに「If it will be sunny,~」みたいなミスはしなくなりました。

仮定法過去で注意しなければいけない「be動詞」のこと

ここで注意しておきたいことを挙げておきます。Be動詞についてです。

仮定法過去では、主語がIでも三人称でもwasを使いません。wereを使います

×If I was you, I would not go out.

⇒〇If I were you, I would not go out.

(もし私があなたなら、外出はしないでしょう。)

×If it was for you, I wouldn’t be this position. 

⇒〇If it were for you, I wouldn’t be this position.

(もしあなたがいなければ、私はこの地位にいないでしょう。)

※最近wasを使う例もあるようです。ただ、文法問題などではwereであることを忘れないようにしましょう。

would、could、might の使い分け

形として、If (主語) (動詞の過去形)~, (主語) would (動詞の原形)~. だと説明しましたが、wouldの位置にcouldやmightを置くこともできます。その場合にはニュアンスが少し変わってきます。

If I had money, I would buy that house.

(もしお金があれば、あの家を買うのに。)

If I had money, I could buy that house.

(もしお金があれば、あの家を買うことができるのに。)

If I had money, I might buy that house.

(もしお金があれば、あの家を買うかもしれないのに。)

まとめ

・形はIf (主語) (動詞の過去形)~, (主語) would (動詞の原形)~. 

・過去形を使うのは現実との距離感があるから。

・if節のbe動詞はwereのみ

・wouldはcould、mightに置き換えるとニュアンスが変わる。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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